坐骨神経痛の痛みに効く漢方はありますか
坐骨神経痛と漢方処方に関する記事がありましたので、ご参考方紹介させて頂きます。
◇質問
4〜5年前から坐骨神経痛で悩んでいます。とくに今年の冬から痛みがひどくなりました。尾てい骨から左足の太ももの裏側を通って、ふくらはぎ、足首に痛みは走ります。前屈みになると少し痛みがやわらぎます。漢方でよい処方があれば教えてください。
◇回答
痛みの漢方治療について、冬場に起こる急性の痛みは「冷えや湿気(風寒湿の邪)」が原因することが多く、冷えや湿気が停滞している状態を「寒痺・湿痺(かんぴ・しっぴ)」と呼んでいます。寒痺を改善する生薬を「きょ寒剤」、湿痺を除去する生薬を「化湿剤」と呼び、痛みの軽減を目標に処方するケースが多いです。
一方、慢性化した痛みの場合は、きょ寒剤や化湿剤だけでなく、十分な酸素・栄養を筋肉へ送るために「滞っている血液循環(お血)」を改善する「活血剤」や、過労や慢性的な炎症で低下した自己修復力を高める「気血双補剤」などを組み合わせて処方します。
慢性化した痛みの代表的な漢方処方を表でご紹介します。(以下略。記事詳細はこちら)